【漫画 メイドインアビス】最新刊9巻までの全巻無料ネタバレまとめ

「メイドインアビス」はつくしあきひとさん作の漫画で、WEBコミックガンマにて連載されています。

ここでは、メイドインアビス最新刊9巻までの全巻ネタバレ、そして電子書籍やアニメをお得に(もしくは無料で)楽しむ方法をご紹介していきます。

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【漫画 メイドインアビス】最新刊9巻までの全巻無料ネタバレまとめ

「メイドインアビス」の単行本は現在、最新刊が9巻まで発売されています。

ここではメイドインアビス1巻〜最新刊9巻までのネタバレをまとめています、

青文字になっている巻数をタッチすると、その巻の詳しいネタバレをチェックできます。

1巻2巻3巻4巻5巻
6巻7巻8巻9巻

【漫画 メイドインアビス】1巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

約1900年前に南海の孤島で発見された巨大縦穴「アビス」。

このアビスから発見される遺物を目当てに、世界中の探検家がアビスに挑んでいました。

しかし、アビスの底を見た者は未だ誰もいません。

貴重かつ危険な原生生物、理を越えた遺物、伝説…それら全てが今に至るまで人々を誘い駆り立ててきました。

そんなアビスの魔力に魅せられているリコ。

アビス最深部探検を夢見る好奇心旺盛な少女です。

リコは孤児院暮らしの孤児院育ち。

母親は伝説的な探検家でしたが、リコがまだ赤ん坊の頃、アビスに探検に出たきり消息不明となっていました。

この孤児院では、アビスに挑み、散っていった親を持つ子供たちが暮らしています。

運営は組合がしており、孤児たちはアビス探検で得た遺物を納めることで組合に還元し、探検のスキルを日々磨いていました。

リコは一刻も早く母親のようにアビス深くまで挑める「白笛」になりたいと思っています。

しかし、白笛になるには経験や実績が必要なためまだ挑むことは適いません。

なぜならリコはまだ見習い同然の「赤笛」だからです。

ある日、いつものようにアビス探窟の指令が届きます。

今回からは単独での探窟となることから心が躍るリコ。

赤笛が潜れるのは450メートルまでと決められており、深部とまではいかないものの、前回潜った150メートルよりは深く潜れるだろうと期待していました。

しかし、教官から指定された担当区域は前回と同じ150メートル。

リコは不満をいいますが決定は覆りません。

ただ、明日の探窟で赤笛中、最高の査定額を出せたら次は考えてやるといわれます。

翌日、教官の言葉を信じ、与えられた区域でリュックいっぱいの遺物をゲットしたリコ。

これだけ持ち帰れば一番なんじゃないと、リュックを背負ってみたところ、これがとてつもなく重たい…

近くで探窟しているナットに運ぶのを手伝ってもらおうと、ナット担当の区域に。

リコはナットの名前を呼びますが、いくら呼んでも返事がありません。

リュックを引きずりながらナットを探していると、崖の窪みで倒れているナットと、そのナットを食べようとしている原生生物のベニクチナワに遭遇します。

このままではナットが食べられてしまう…

ピィ─ッ

リコは、咄嗟に首にかけてあった赤笛を吹き鳴らします。

瞬時に笛音に反応するベニクチナワ。

長い尾でリコの足元付近を払いのけます。

直撃は避けられたものの、その衝撃で吹き飛ばされ、下の層に転がり落ちてしまうリコ。

そこへ追い打ちをかけるようにベニクチナワが現れます。

大きく口を開き、リコに襲い掛かるベニクチナワ!

その時!突然まばゆい閃光が走り、ベニクチナワの体に穴を開けます。

ベニクチナワは痛みに悶えながらこの場から退散。

リコは謎の閃光によって助かることができました。

ナットがリコに気付き、上に助けを求めに行ってる間、リコは閃光の後を辿ってみる事に。

しばらく歩くと綺麗なペンダントを見つけます。

それを自分の首にかけ、また閃光の後を辿っていると、今度は倒れている少年を見つけます。

少年を起こそうと頬をペチペチ叩いてみたところ、感触が人間のそれとは違っていることに気付きます。

よく見れば少年の両手は機械…

もしかして、人間じゃなくてロボット?

リコの心は踊ります。

リュックに少年を隠し、教官には内緒で孤児院まで運んだリコ。

ナットたちの強力のもと、少年を起こすべく電流を流してみる事に。

バリバリバリバリ

素人治療にも拘らず意識を取り戻した少年。

少年は自分がロボットで何処から来たのかさえも覚えてはいませんでした。

リコたちは少年はアビスの最深部「奈落の底」から来た「奈落の至宝」なのではないかと予想します。

であれば尚のこと、少年の存在を隠さなくてはなりません。

かといってこのまま隠し通せるとは思えないことから、見知らぬ孤児として教官に合わせ、一緒に生活することを考えます。

翌日、ドキドキしてことの成り行きを待つリコたちをよそに、意外にもすんなりと教官に受け入れられる少年。

教官に名前を訊ねられ答えます。

レグ。

リコがつけた名前でした。

こうしてレグの孤児院での生活が始まりました。

探窟見習いとしてスキルを学びながら、世界の理や字を覚えていく毎日。

何もかも忘れているはずなのに、前の記憶のせいなのか日々の生活にもレグの体は自然に動きます。

それから二カ月が経ったある日、

リコの知り合いハボが探窟から無事に帰還。

黒笛であるハボは深層から白笛を持ち帰っていました。

それはリコの母親、ライザの笛。

ハボからライザの笛を手渡されたリコは複雑な気持ちでいました。

それはまるで、その白笛が形見のような扱いをされていたからです。

ライザはあくまで行方不明であり、遺体が見つかったわけでも、死んだという情報があるわけでもありません。

ただ、行方がわからなくなってから10年以上の時が経過しており、リコ以外の人間は皆 ライザはアビスで命を落としたと考えていました。

ハボの持ち帰ったものは白笛だけではありませんでした。

まだ未発表の貴重な深層の資料とともに封書を持ち帰っていたのです。

封書閲覧の許可が降り、リコはレグと一緒にその封書の中を見ます。

そこで一枚の絵と、小さな紙に目を奪われる二人。

それはレグとよく似た姿をした人の絵と、

奈落の底で待つ。

それだけが書かれた紙。

これが母ライザからのメッセージだと確信します。

リコはその日から深層への探窟ルートを探します。

目的は母の待つ「奈落の底」へ行くため。

赤笛であるリコが正規のルートで深層へ向かう事は適いません。

赤笛、青笛、黒笛、白笛、それぞれに潜れる層が決められているからです。

ナットは反対しますが、リコの探求心と母親に会いたいという強い気持ちを知り、自分の思いを抑えて協力をすることに。

そしてレグもまた自分が何者なのかを知るためにリコと一緒に「奈落の底」へ向かうことを決めます。

数日後、入念な下調べを終えた二人はアビス最深層への一歩を踏み出します。

〜ネタバレここまで〜

自分好みの探検物語ということもありますが、読んでいてワクワクする気持ちになります。

架空とはいえ、発見されて1900年間もの間、最深部が謎のままの大穴、そこから出る人知を越えた数々の遺物、未知の原生物の存在、などなど設定がヤバイくらい魅力的。

そしてその設定ひとつひとつが緻密に描かれているだけでなく、考証もしっかりされているのでリアリティを感じます。

中でも、ある意味リコよりも主役と言える「アビス」は特に事細かに設定がなされていて物語に深みを感じさせてくれます。

そのせいで物語を俯瞰で追っていたはずなのに、「アビス」を知りたい欲求に駆られ、遺物や生物を含め、気付かないうちに探窟者目線で物語を追っていました。

最深部に何かしらの文明の匂いを感じさせるレグの存在や、帰らないライザの存在、祈るように手を合わせる姿で発見される人間の遺骨、拾ったペンダント…

こういった伏線が1巻というこもあってアチコチに散りばめられています。
これから先の展開でそれら伏線、といよりも謎が一つ一つ解明されていくのでしょうけれど楽しみで仕方ありません。

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【漫画 メイドインアビス】2巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

計画通り、リコとレグは深界一層「アビスの渕」に到着します。

このペースなら追っ手が来る限界層の二層まではあっという間だとはしゃぐ二人。

レグは教官からの封書の存在を思い出し、それをリコに手渡します。

封書の中に入っていたのは、ハボが監視基地から持ち帰った「ライザの封書」でした。

教官はライザの封書を複製してくれていたのです。

封書の中にはライザの封書の他にも一枚のメモが…

それは教官からのメッセージでした。

夜明けとともに捕まえに出る。

リーダーに深界探窟の計画は知られてはいないはずでしたが、どうやら丸っとお見通しだったようです。

深界探窟に必要不可欠な「ライザの封書」、時間を宣告した上での「捕縛告知」。

あべこべの意味を持ったこの二つは、きっと教官からの最後の試験、そして期待なんだとリコは解釈します。

二人は深界二層「誘いの森」の手前にまで到達。

眼下に広がる迷いの森の壮大さ!

図鑑とは比較にならないそのスケールに感動するリコでした。

その時、レグの被るヘルメットのパネルに反応が!

上を見上げると、崖の上をすごい速さで人影がこちらに向かって移動していました。

捜索隊かもしれない、急がなければっ

ドスンッ

目の前に降りて来たのはハボでした。

ハボは二人を捕まえにきた訳ではなく、ナットたちから二人が監視基地のある二層に逃げ切るまで同行してあげて欲しいと頼まれて追って来たのです。

それを聞いてホッとするレグ…

一方リコは頭を下げて、ハボの同行を断ります。

リーダーからの最後の試験でもある二層への到達…

それを手伝ってもらうわけにはいかないからです。

理由を聞いたハボは納得し、二人に同行することを諦めます。

一緒に行けないのであれば尚の事これだけはリコに伝えておきたと、監視基地にいる「オーゼン」について教えます。

オーゼンは現役の「白笛」で、通り名は不動卿「動かざるオーゼン」。

四層でライザの封書を見つけた本人であり、アビスの深層で生まれたリコを、ライザと共に地上まで運んだのも彼女。

自分に深く関わりを持つ事を知ってリコは大興奮。

そんなリコに対し、オーゼンと会って辛い事があるかもしれない…だから覚悟して行くようにとハボは忠告します。

二人はハボに別れの挨拶をし、再び二層を目指します。

見送りながら、リコがまだ小さかった頃を思い浮かべるハボでした…

─深界二層「誘いの森」─

感激するリコ。

二層に到達したその事よりも、リーダーからの最後の授業を乗り切ったことに喜んでいました。

誘いの森を下へ下へと進む二人の前から、人の助けを呼ぶ声が聞こえてきます。

二人の目に飛び込んできたのは、倒れている探窟家をついばんでいる大きな鳥!

鳥はくるっと振り返り、二人を見つめながら声を発します。

たす・・け・・て・・・

リコはその鳥が図鑑で読んだナキカバネであると確信。

ナキカバネは獲物が助けを呼ぶ声を真似し、さらなる獲物を誘い込む習性がありました。

突然!ナキカバネが二人に襲い掛かり、レグをかばったリコが連れ去られてしまいます。
リコをつまんだままナキカバネは雛のいる高台にまで上昇。

アビス内での上昇は深層にいくほど重篤な負荷を人間に与えます。(アビスの呪い)

まだ二層とはいえ、急激な上昇がリコの意識を瞬時に奪います。

このままではリコが雛のエサになってしまう!

その時、レグは頭の中で声を聞きます。

行け…

レグは巣がある高台に向け右手をかざし、狙いを定め強烈な閃光を撃ち放つのでした。

キュインッ

閃光はナキカバネと高台を直撃!

身体が閃光の撃ち方を思い出したのです。

レグは落ちてくるリコをアームを伸ばしてキャッチ。

リコはしばらくして目を覚まし、事の顛末を聞いてこの閃光を”火葬砲”と名付けるのでした。

─深界二層最下部「逆さ森」─

縦穴であるアビスですが、この部分は横にも空間が広がっており、その天井部を森が覆っているためこう呼ばれていました。

逆さ森を抜けた二人は監視基地の中へと入ります。

中で待っていたのはオーゼンと弟子のマルルク。

リコはオーゼンを前に開口一番、自分を地上まで運んでくれたことに対する感謝の気持ちを伝えます。

深層で生まれたリコ、それもまだ赤子のリコが地上に到達するまで無事でいられる可能性は本来ならばゼロ。

「アビスの呪い」に幼い体は耐えられないからです。

しかし、それを可能にしたのが遺物である「呪い除けの箱」でした。

リコをその箱に入れ、ライザとオーゼンは地上まで運んだのです。

オーゼンは運んだ時のことを思い出し、箱があまりに重たいから途中何度も捨てようと思ったんだよと、そう言って自嘲気味に笑います。

大変だったけど元気に育ってくれてよかった…

そんな感じの言葉を貰えると想像していていたリコは、オーゼンの思いもよらない言葉に声が出ません。

マルルクに部屋に案内され、眠りにつく二人。

夜中、オシッコに起きたリコは、トイレに向かう途中の廊下でモゾモゾと動く首も足も無い半身の生き物に出くわします。

怖くなって部屋にすぐ戻り、レグの布団に潜り込んでそのまま再び眠りにつくリコ…

朝起きると、リコはオネショをしていました。

オーゼンに夜中の出来事を話し、だからオネショを…とモジモジ。

オーゼンは見せたい物があるとリコとレグを自室へ案内します。

部屋へ向かう道すがら、オーゼンはライザの白笛や封書、”あれら”は墓で見つけたとリコに話し、ライザはもう死んでいるよと告げます。

さらにライザのメモの筆跡はライザの字ではないとまで…

オーゼンの口から浴びせられる希望を失くすような言葉の数々に、リコは打ちのめされます。

オーゼンは部屋の奥に二人を案内し、複雑な模様が施された四角い箱を見せます。

遺物録にも載っていないその箱は、競売にかけられる前にライザが買い取ったものでした。

もしかしてこの箱が「呪い除けの箱」?

そう思ったリコは訊ねます。

”半分当たり”そう言って箱の前で白笛を軽く吹くオーゼン。

すると箱は中を開くかのように複雑な形に変形します。

開いた中央は”何か”を納めるための容器らしき形に…

「呪い除けの箱」とは、各層を跨ぐことが出来ない生物をソレに入れて深層から引き上げたところ、「アビスの呪い」を受けずに死ななかったためそう呼ばれていました。

しかし、実際は呪いも受けるし、死にもするのです。

昨日、オーゼンはリコを見て懐かしくなり、今開いて見せた箱の中に晩飯用の肉を入れていました。

その時のことをリコに話して聞かせます。

肉を入れた後に少し待ってから箱を開けてみたところ、肉は走り回って逃げ、しばらくすると動かなくなってしまった。

だから捌いて半身は調理し、残った半身はそのままにしておいたんだ…そう言って笑うオーゼン。

リコが夜中に見た生き物とはその残った半身だったのです…

オーゼンはリコに「呪い除けの箱」は”動き出すんだよ”と話し、リコが死産だったことを告げます。

あの肉じゃないけど、君はいつまで”もつ”のかなぁとリコの顔を覗き見るオーゼン。

出生の事実を知り、愕然とするリコ…

昨日からネチネチと続くオーゼンの意地悪な物言いに堪忍袋の緒が切れたレグ。

猛然とオーゼンに挑みかかります!

しかし、これが全くと言っていいほど歯が立たちません。

火葬砲すら軽くかわされてしまいます。

さらにオーゼンは身体を「武装」化。

レグはボッコボコにされ、気を失い倒れてしまいます。

目を覚ましたレグと泣きじゃくるリコ。

多少やりすぎたと思ったオーゼンは、リコにライザの墓には誰も埋まってはいなかったことを伝え、きっとライザは死んではいない…生きて待ってくれていると話します。

そして、明日から二人に探窟のレッスンを施すことも。

リコがまだ2歳の頃に、オーゼンはライザから二つの頼まれ事をされていました。

それはリコに出生の「奇跡」を伝える事と、最深部冒険への挑み方を教える事…。

〜ネタバレここまで〜

この巻はオーゼンの存在感が圧倒的でした。

探窟には知識や経験をだけでなく、武力が絶対に必要なんだと感じさせてくれます。

「白笛」がわずか数人しかいない理由の一端が伺い知れますね…

それにしてもオーゼンの武装した姿がカッコイイこと!

武装シルエットがまるで三度笠を被っている侍のよう。

レグを全く寄せ付けない物理的な攻撃力もさることながら、リコを追い詰めた精神的攻撃のいやらしさ!

もっと言い方があるでしょうに…

ただ、オーゼンの通り名「不動卿」がもし、リコが生まれた後に付けられたものであるならちょっと泣けますね。

ライザから託された事を成すためにずっと監視基地から動かないでいたのだとしたら…ね。

メイドインアビスには一度通して読んだ後に、図鑑を読むような感じで登場した遺物や生物を改めて鑑賞し、対象物の知識を得る楽しさがあります。

例えば…

作中に出て来たナキカバネですが、バラバラになって落ちてきたその肉の一部をリコはチキンソテーにしました。

岩塩と香味草で味付けされたシンプルなソテー。

匂いもなく、特別な下処理をせずとも簡単に喰いちぎれるほどの柔らかさ。

つまり、ナキカバネは食用に向いたクセのない肉質であるってことなんですね。

しかもですね、これが超美味しそうなんですよ!

こういった何の役にも立たない知識も得る事が出来るのです。

あと監視基地はポルタの大木のウロ穴を利用して作られてて‥‥

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【漫画 メイドインアビス】3巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

最初のレッスンは生存訓練。

オーゼンはリコとレグをいわばアビスの端とでもいう場所へ置き去りにします。

ここで十日間を生き延びる事が課題でした。

原生生物のオットバスに襲われるなどの困難を二人で協力し合って乗り越え、見事課題をクリア。

監視基地に戻った二人を待っていたのは深層知識のお勉強。

レッスン最終日、オーゼンはライザの遺物「無人鎚」(ブレイズリーブ)をリコに手渡すのでした。

母の遺物…リコは複雑な気持ちでそれを受け取ります。

こうして3週間に及ぶオーゼンのレッスンが終わりを告げ、二人は監視基地を後にします。

─深界三層「大断層」─

三層はつるんとした絶壁。

この絶壁の中に通路を張り巡らす原生小動物ネリタンタン。

その巣穴を通り抜けることで、二人は難なく深界四層へと降り立ちます。

─深海四層「巨人の盃」─

上空から見ると、巨大な盃のように見えるため、こう呼ばれていました。

盃の実態は原生植物のダイカズラ。

盃からはお湯があふれ出し、湯気が辺りを覆います。

図鑑や夢にまでで見た景色を前に、リコは自分が四層まで来たことを実感。

突然二人の背後に原生生物タマウガチが現れます。

全身を毒針で覆い、その針で獲物を狩る獰猛な生物です。

襲い掛かってくるタマウガチに応戦する二人でしたが、タマウガチはまるで動きを予知しているかのようにレグの攻撃をかわしてしまいます。

タマウガチの攻撃を防ぐ最中、リコの左手を毒針が貫通!

早く毒を取り除かないと毒が全身に…レグは焦ります。

ダイカズラの上に避難することを思いつきますが、それは上昇を意味します。

四層の上昇負荷は全身の穴から血を吹かせるまさに”呪い”。

レグの迷いを察したリコは大丈夫だからやってと…

レグはアームを上に伸ばし、リコを抱えダイカズラの上へ。

毒が体に回るのを防ぐため、すぐさまリコの手首をヒモできつく締めます。

すでリコには「呪い」の症状が出始めていました。

激痛がリコを襲い、目、鼻、口からは血が流れてきます。

レグが何度拭いても血が止まりません。

激痛と幻覚で薄れゆく意識の中、リコは手の切断をリグに頼むのでした。

レグは泣きながらリコの腕にナイフを突き刺します。

絶叫するリコ…

ナイフを持つ手が震えてしまい、上手く腕を切れません。

ふとリコの声が聞こえなくなったことに気付きます。

リコは意識を失い、呼吸も…

リコの名を叫び、置いてかないでと絶叫するレグの声が四層に響き渡ります。

そこへ突然、大きなウサ耳をしたレグと同じ年恰好の少年?が現れます。

顔以外全身がフカフカした毛で覆われ、まるでぬいぐるみのような可愛さ。

彼は自分のアジトにリコを連れて行けば何とかしてやれるといいます。

どこの誰とも知らない、まして可愛いとはいえ普通の人間でないことは明らか…けれど迷っている場合じゃない!

レグは彼のアジトへリコを運ぶのでした。

─ナナチのアジト─

アジトに入り、リコに応急処置を施しながら彼は自分の名前をレグに教えます。

名前はナナチ。

探窟家が言うところの「成れ果て」だよと。

成れ果ての意味がわからないレグ…

ナナチは同居人を紹介するといってレグを隣の部屋に連れて行きます。

紹介された同居人の姿を見てレグは絶句。

かろうじて判別できるのは目と口くらいで、あとは何が頭で体なのかもわからない異形の姿…

ただ、その片目しかない瞳はすごく綺麗で、まるで赤ちゃんの目のように有無を言わさぬ力がありました。

同居人の名前はミーティ。

ナナチは彼女も「成れ果て」だよと教えます。

言葉が出ないレグに、ナナチは深界六層の「呪い」を受けて生き残るとこうなるんだと説明。

人格も知性も消え失せたヒトだったものの成れの果てだと…

レグは「成れ果て」の意味をここで初めて理解します。

けれどミーティと違ってナナチはぬいぐるみのような姿ではあるものの、人格も知性も失われてはいません。

そのことを訊ねますが、ナナチは訳アリなんだと言って詳しくは教えてはくれませんでした。

リコの回復を待つ間、四人での共同生活が始まります。

レグは薬草や食糧になる生物を採取し、ナナチは薬草を調合してリコの治療や食事のお世話。

ミーティはいつもリコの体の上でジーっと動かず。

ある時、レグとナナチはタマウガチ討伐に向かいます。

レグはタマウガチがなぜ動きを予測出来たのかをナナチから教わり、火葬砲でタマウガチを見事撃退。

火葬砲を目の当たりにしてナナチが驚きます。

レグに駆け寄り、頼み事があるんだ…とモジモジ。

リコの命の恩人であり、いっぱいよくしてもらっているナナチからの頼み事、レグは何でも言ってくれと即答します。

しかし、ナナチの頼み事は予想だにしないものでした…

ミーティを殺してほしい。

─ナナチの過去─

ナナチは地上のセレニという地にあるスラム街の孤児でした。

ゴミ溜め場を漁り、ゴミを糧に生きる毎日…

唯一の夢は拾った書物で見た「アビス」への憧れと探窟。

ある時、白笛のボンドルドが街を訪れ、孤児たちが集まって暮らすゴミ溜め場に現れます。

ボンボルドは、アビスの次世代を切り開く子供たちを見つけにきたといい、一緒に深層へ行きましょうと孤児たちにふれて回るのでした。

ナナチを含め数十人の孤児たちが集まり、ボンボルドと共に深界5層にある祭祀場跡へ向かいます。

そこでナナチは白笛を夢見る女の子ミーティと仲良くなります。

探窟を夢見る者どうし、二人はいつも一緒でした。

ある晩のこと。

ミーティとナナチは、透明カプセルが二つくっついた形をした昇降機のある部屋に連れて行かれ、そのカプセルの中へ別々に入るように指示されます。

昇降機はすぐ下の深界六層と繋がっていました。

深界六層の上昇負荷は「死か人間性を失うか」。

この昇降機は、その呪いを片方のカプセルに押し付ける事が出来るようにボンボルドが研究の末に作り上げた実験装置でした。

ミーティは呪いを押し付けられる側だからなるべく耐えるようにとボンボルド。

途中で死んでしまったらナナチも呪いにかかってしまいますよぉと…

その説明を聞いて恐怖で震えが止まらない二人。

ボンボルドが昇降機を降ろします。

降りた先には異形の姿をした生き物たちが蠢いていました。

それは実験後の「成れ果て」の群れ。

ミーティは恐怖で脅える感情を隠し、怖がるナナチを安心させようと涙をこらえ笑顔で語りかけます。

大丈夫だよ、あたし耐えるから大丈夫だよ

引き上げられる昇降機の中…

ナナチは着ぐるみのような可愛らしい姿へと変わり、ミーティはナナチの目の前で激痛にのたうちまわりながら異形の姿に…

その後、ボンボルドはミーティが受けた二人分の呪いと通常の呪いの違いを研究し始めます。

しばらくして二人分の呪いが何なのかを解明したボンボルド。

ナナチの目の前でミーティを機械ですり潰し、液体から復活する様子を見せてあげます。

ミーティが受けた呪い、それは「死ねなくなる」だったのです。

それから間もなくして、ナナチはミーティを連れボンボルドのもとから脱出します。

ナナチはこの時の事をレグに話して聞かせました。

そしてなぜレグにミーティを殺す事を頼んだかを説明します。

何をしても復活するミーティの体ですが、片目だけは潰れたまま元には戻りませんでした。

潰れた原因はボンボルドの遺物「枢機へ還す光」スパラグモスを受けたからです。

つまり、「死ねない」体をもってしてもあの光を浴びた部分は復活が不可能ということ。

さきほどタマウガチを撃退したレグの火葬砲を見て、ナナチはそれがスパラグモスと同じ光であると確信したのです。

魂を囚われ続けるミーティを解放してやって欲しいとナナチは頼みます。

レグはナナチがミーティがいなくなっても自ら命を絶たないことを条件に、ミーティを送り出す事を引き受けるのでした…

─アジトの外─

地面に置かれたベッドの上で、ミーティがこれまでにナナチが作った沢山のぬいぐるみやオモチャに囲まれています。

ミーティを抱きしめるナナチ…

ミーティ…ずっと一緒だからな

ナナチがミーティから離れ、レグが火葬砲で送り出します。

二人の前で跡形もなく消えたミーティ。

ナナチは堰を切ったように涙を流し、レグもまたナナチを抱きしめ涙を流すのでした。

〜ネタバレここまで〜

後半は切ない場面が続きましたね…感受性の強い方なら泣いちゃうかも。

今回初登場のナナチとミーティ。

ナナチはウサギをモチーフにした可愛らしいデザインだし、ミーティはボロボロのモップみたいな姿とはいえ、これぞ純真無垢といった目をしていてこれまた可愛らしい。

なのに可愛らしくなった原因が残酷すぎて読後は正直素直に可愛い~って思えなくなってしまいました…

もちろんそれでも可愛いは可愛いのですけれど…複雑な気持ちです。

そして厄介なことに憎いはずのボンボルドに対しても複雑な気持ちになってしまい、ずっとモヤモヤ。

ボンボルドは他者への思いやりや倫理観を差し置いても、自分の探求心を何より最優先しているわけですが…

それってリコにも通じるといいますか、探窟家全てに通じるような気がするんですよね。

家族や心配してくれる人を結果的に無視して、探窟を優先しているわけですから…

そう思うと、ボンボルドめぇ~って感情がちょっと薄れちゃうわけです。

やってることは最低なんですけどね。

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【漫画 メイドインアビス】4巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

ミーティを送り出した翌日、リコが意識を取り戻します。

レグ同様に、ナナチのフカフカした毛並みにハマるリコ。

リコは昏睡状態の間ずっと夢を見ていたといい、それを二人に話して聞かせます。

夢の中ではずっと女の子と一緒で、その子の目がこれまで見てきた探窟家と同じ憧れにあふれた目をしていたんだと…

話を聞き、ナナチは嬉しそうな顔を浮かべます。

ミーティがリコを引っぱりあげてくれたんだなと思うのでした。

リコとレグから探窟の同行を頼まれ、ナナチは仕方ないなといった感じで引き受けます。

けれどミーティがそうであったように、ナナチも冒険に焦がれる目をしていました。

リコの腕も回復し、三人は深界四層をさらに降るべく、アジトを後にします。

「ライザの封書」が発見されたトコシエソウ群生地を経由し、ついに”人が人のまま戻れる”最終層、深界五層へと足を踏み入れます。

─深界五層「なきがらの海」─

五層は「なきがらの海」と呼ばれる深い湖と、周りを囲んでいる砂岩地帯しかありません。

深界六層に行くには海の上にある「前線基地」の塔を降りる以外に方法は無いのです。

三人は水の結晶の上を伝い歩き、ボンボルドがいる「前線基地」へと向かいます。

─深界五層最下部「前線基地」─

前線基地で三人を出迎えたのはボンボルドの娘だという少女、プルシュカ。

リコたちが同世代ということもあってプルシュカは嬉しそう。

そこへボンボルドが現れます。

因縁の相手と再会したナナチは怒りをぶつけるでもなく、ただ先に行かせて欲しいとだけ頼むのでした。

ボンボルドは構いませんがと前置きし、

六層へ行く「祭壇」は白笛がないと起動しないことを伝えます。

白笛は本人でしか使えないもの。

そして白笛自体も遺物「命を響く石」が無ければ作れません。

自分の白笛も、命を響く石も無いリコはショックを受けます。

どうにもならないという事を知って言葉を失う三人に、ボンボルドは少し休んで考えてはと部屋へ案内…

その夜、リコはオシッコをしたくなって目を覚まします。

ふと部屋を見渡すと三人一緒に寝たはずなのに、レグもナナチもいません。

部屋を出たリコは二人を捜すために階段を昇ってしまいます。

五層の呪いによって幻覚を見て自傷行為を始めてしまうリコ。

それを助けたのはプルシュカでした。

リコから話を聞いたプルシュカは、五層の呪いを回避するコツを知っているといってリコを連れ階段を昇ります。

その頃、ナナチはボンボルドのもとを訪れていました。

自分がボンボルドのもとに残るからリコとレグに何もしないで欲しい、そして六層へ行かせてやって貰えないかと頼むナナチ。

ナナチが残ってくれることを喜びつつ、ボンボルドはいいます。

あの「少年型」は前例のない個体であったのでもう既に解体に…

ナナチはその言葉に愕然とし、部屋を飛び出ます。

レグはボンボルドの探窟隊「祈手」の数人によって体を調べられていました。

視覚や身動き、声すら封じられたレグ。

腕の火葬砲に興味を抱いた祈手たちがレグの右腕を切断します。

激痛が襲い、涙や涎、尿を漏らしながらレグは気絶。

そこへナナチとリコ、プルシュカが現れレグを救出します。

プルシュカは父親がこんなひどい事をさせたとはとても信じられないでいました…

ナナチはリコとレグを連れて前線基地の外へ。

プルシュカが小舟を用意してあげ、三人はなきがらの海を戻ります。

ミーティだけでなくレグまで…

ナナチはボンボルドを許す事が出来ませんでした。

─深界五層「砂岩地帯」─

砂岩地帯にまで避難した三人。

ボンボルドがいずれ追ってくることは明白です。

リコはライザの封書に砂岩地帯には危険な原生生物「カッショウガシラ」の巣があると書かれていたことを思い出し、ボンボルドをハメる作戦を思いつくのでした。

予想通り、ボンボルドは数人の祈手たちと共にナナチの前に現れます。

しかしそこはカッショウガシラの巣の真上。

ナナチが囮、リコが巣を刺激、レグがナナチを引き戻す、三人の連携プレーによってボンボルドたちはカッショウガシラの群れの餌食に。

リコたちは喰われていく祈手たちを見ながら作戦が成功したことを喜びます。

その時!

火葬砲と同じあの光がカッショウガシラを消し去り、光の中からボンボルドが!

その光はボンボルドの遺物「枢機へ還す光」でした。

リコの作戦は結果的に失敗となりましたが、まだナナチの作戦がありました。

それはミーティが味わった苦しみをボンボルドにも食らわせてやるぞ作戦。

レグが飛び掛かり、ボンボルドを海の中へと引きずり込みます。

前線基地の水位のすぐ下は深界六層。

レグはボンボルドを掴んだまま限界まで潜り、そこで両脚でボンボルドの首をホールド。

アームを上に伸ばし、それをリコとナナチがキャッチして岸を掴ませます。

よくもミーティを!

そう叫んで一気にアームを収縮し海面まで上昇!

地面に打ち上げられたボンボルドにはすでに六層の呪いの症状が出ていました。

ボンボルドの体の上にレグが止めの大岩を落とします。

その光景を近くで祈手の一人と一緒に見ていたプルシュカ…

ボンボルドに近寄り、置いていかないでと涙をこぼします。

その姿を見てレグはどうしていいかわかりません。

それはリコもナナチも同じでした…

その時、プルシュカと一緒にいた祈手がボンボルドの頭の仮面を剥ぎ取り、自分の頭に装着します。

キィィィィィィィィィィン

甲高い機械音がした後、仮面を付けた祈手はボンボルドとなっていました。

パパぁ!そういってボンボルドに抱きつくプルシュカ。

意味がわからないレグたち…

ナナチがボンボルドにお前は二人いたのかと訊ねます。

知らなかったの?とでも言いたげな感じに「祈手」は全て私ですよとボンボルドは答えるのでした。

ボンボルドはレグたち三人にプルシュカが”完成”したことの礼をいい、彼女を抱きかかえ姿を消します…

〜ネタバレここまで〜

想像していたとはいえ、リコが夢の中でミーティと会っていたのはやっぱり嬉しかったです。

ミーティはずっとリコの上に乗っかってましたもんね。

ヒトの姿をしたミーティを見ていることを知ってナナチが嬉しそうな顔をしていたのがとても印象的でした。

印象的といえば、ラストにボンボルドにすがりついて泣きじゃくっていたプルシュカと、立ちつくすレグの姿がいつまでも頭に残ります。

少なくともここまでは、プルシュカの前では優しい父親の一面しかボンボルドは見せてこなかったんでしょうね…。

そして、プルシュカのその姿を見て、どうしていいのかわからないってレグの姿や感情にはすごく共感を覚えまして、何度もその場面を見返しちゃいました。

それにしてもボンボルドはぶっ飛んでます。

使い古された言い方ですけれど、マッドサイエンティストって感じ。

探求心に歯止めがないうえに、倫理観とか常識とか二の次で実行しちゃうんでしょうね。

ボンボルドのことを常識の範疇から超えているとオーゼンやハボがいっていたのがよくわかりました。

でも他の探窟家たちと違って、本気でヒトの進化や未来をアビスに求めているようにもみえますよね…

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【漫画 メイドインアビス】5巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

リコは前線基地でレグとナナチを捜していた時のことを思い出します…

プルシュカのペット、「メイニャ」の臭いを嗅いで階段を昇っていたその時に、プルシュカはずっとリコみたいな友達が欲しかったと語り、一緒に冒険に行きたいとリコに告げていました。

その言葉を思い出し、立ち上がるリコ。

ここで諦めるにはいかない!

リコはプルシュカを救出するにはボンボルドの仮面の謎を解明しなければと考えます。

そしてある遺物の存在を思い出します。

それは特別遺物「精神隷属機」。

自分の精神を他人に植えつけて自身を増やす遺物です。

その遺物の大きさが大きな部屋ほどであることから、あの仮面がただのシンボルであると推測。

リコの推測が的を得ているのではと考えたナナチは、精神隷属機を壊して一泡吹かしてやる!と自身を奮い立たせます。

─深界五層「前線基地」─

ボンボルドを倒すにはレグの火葬砲が不可欠。

そこでレグは前線基地の動力から電力を補充するため、海底から基地の排水溝を伝い動力源を目指します。

一方でリコとナナチは基地内に入口から堂々と入り、何処かにいるプルシュカを捜していました。

突然基地内が停電。

原因はレグが電力を補充し過ぎたからでした。

その結果、レグは記憶を失ってしまいます。

ナナチとリコはこの停電がレグによるものだと確信。

暗闇の中、二人はプルシュカ捜しを続けます。

突然、リコに何かが飛びついてきました。

メイニャです!

まるで道案内をするかのようにメイニャは二人の前を行きます。

メイニャに案内された部屋は、かつてナナチが働いていた場所でした。

その部屋はいわば「カートリッジ」生産工場。

カートリッジとは、ボンボルドが背中にいくつも装備する箱で、アビスの呪いをボンボルドの代わりに受けてくれるモノ。

これはナナチとミーティの実験結果による産物といっていいモノでした。

つまり、箱の中身は「ヒト」。

正確にいうとスラム街の「子供の脳と背骨がチョット」。

ナナチはあの実験の後、ボンボルドが怖くて言われるがままにここで子供たちを薬漬けにし、箱に収まるよう解体を手伝っていたのです。

ナナチからカートリッジと自身のしてきた事を告げられたリコは絶句。
その時、突然部屋の扉が開き、ボンボルドが中に!

プルシュカが連れていかれた時、ボンボルドが言った”プルシュカの完成”という言葉がずっと気になっていたナナチ。
”完成”の真意を問いただします。
「祝福」を得るためだけにプルシュカを”詰める”つもりかと。

ボンボルドはプルシュカの無事を伝え、三人はてっきり白笛を作る「命を響く石」の原料を作り来たと思っていたと話します。

何のことを言ってる…そんな感じのリコとナナチにボンボルドは説明してやります。

「命を響く石」の原料は人間ですよ。

この前線基地は祭祀場遺跡の跡地に建てられています。

過去、奈落に挑む者たちはここで儀式を執り行っていました。

奈落に捧げる「お供え物」は誰でもよい訳ではなく、笛の使用者に「全てを捧げる意思」がなければ命の紋は適合しません。

白笛の真実を聞かされたリコはショックを受けます。

その時!

突然壁をぶち壊してレグが登場!

レグは過剰に電力を補充をした影響で記憶を失い、ナナチの声も届かない暴走状態。

それでも目的は消去されていなかったのでしょう、わき目もくれずボンボルドに襲い掛かります。

暴走状態のレグはナナチやリコの存在などお構いなしに大暴れ。明らかに以前とは異なる戦闘慣れした動きでボンボルドと互角に渡り合います。

そんなレグの姿に違和感を感じるものの、感嘆するナナチ。

別モンじゃねぇか…!

二人の戦闘が激しさを増す中、リコの腕の中にいたメイニャが突然腕から飛び出し、別の部屋の方へ。

もしかしてメイニャはプルシュカの場所へ?…そう思ったリコはナナチにレグを託し、メイニャの後を追いかけます。

メイニャが案内した部屋は特別遺物「精神隷属機」ゾアホリックが置かれた大きな部屋でした。

リコは無線でその事と、あるモノを見つけた事を伝えます。

ナナチはそれを自分には絶対に見せるなとリコに念押し。

ナナチの目を通し、ボンボルドにその情報が漏れるのを防ぐためです。

「奈落の至宝」レグの戦闘能力を身をもって知ったボンボルド。飽くなき探求心がレグの身体に向けられます。

是非欲しい…

一気に本気モードに移ったボンボルドは、捕縛用遺物「月に触れる」でレグの動きを止めてしまいます。

身動きが取れなくなったレグは、火葬砲を放つためエネルギーチャージ状態に。

チャージなどしなくとも充分強力な一撃である事を知っているナナチは焦ります。

そんなの撃ったら基地がまるごと消えてしまう!

ナナチは暴走レグに飛び乗り、止まれ、止まってくれと叫びながら意思を伝えますが…

キュイン

それは過去最大の火葬砲でした…

前線基地の一部もろとも深層六層に届くまでポッカリとえぐられた地面。

大穴が出来上がり、海の水が巨大な滝となって流れ込みます。

レグは過剰エネルギーを放出したせいか爆発の最中に記憶を取り戻し、ナナチを抱えて共に爆発の外へ避難していました。

巨大な大穴を前に自分がこれをやったとは信じられないでいるレグ。

突然!「祈手」が一人現れ、レグを抱えて大穴へダイヴ!

─深界六層「黎明の箱庭」─

レグが落とされた場所は、かつてナナチとミーティが昇降機で落とされたボンボルドの箱庭でした。

そこで待っていたのはもちろんボンボルド。

戦いの再スタートです。

無線でナナチから作戦を伝えられ、レグは実行に移ります。

ボンボルドに誘導とは悟られぬように戦いながら、壁伝いに少しずつ上昇。

追いかけるボンボルドには当然六層の呪いが降りかかります。

その呪いを背中に装備したいくつものカートリッジに肩代わりさせ、「祝福」だけを受け取っていくボンボルド。

やがて二人は大穴を脱します。

─深界五層下部「前線基地」─

ナナチのいる場所まで戻って来たレグ。

追いかけてくるボンボルドを待ちます。

現れたボンボルドの姿は以前とは全く異なるものでした。

ナナチ同様、フカフカの毛に覆われた姿となっていたのです!

ただし全然可愛くありません。

ナナチとレグの前で、背中から使い終わったカートリッジをいくつも床に放出するボンボルド。

カートリッジそれぞれの名前を呼び、「祝福」を受けられたと感謝を述べます…

素晴らしい冒険でしたね、プルシュカ…

突然メイニャが現れ、悲しそうな鳴き声でカートリッジにすりつきます…

ナナチのいる後方の物陰でリコに抱かれていましたが、カートリッジが捨てられた瞬間に飛び出したのです。

怒りに震えるレグがボンボルドに飛び掛かっていた時、リコは物陰に隠れたまま、声も上げず泣きじゃくっていました。

ナナチの作戦を成功させるためには自分の存在をボンボルドに気付かせてはいけないからです。

レグが追い詰められます。

そしてついにボンボルドがレグを拘束!

ここでナナチが無線を通じレグとリコに合図を送ります。
今だッ!!

レグが何と足の裏から火葬砲を放出!

ボンボルドは瞬時に力場の動きを読み、これを回避するためジャンプ!

そのジャンプしたボンボルドをリコが火葬砲で狙い撃ち!

三人による一瞬の連携プレーによってボンボルドは胸から下を失い絶命。

リコが「精神隷属機」のあった部屋で見つけたモノとは、以前に祈手によって切断されたレグの右腕でした。

ナナチはそのことを聞かされた時、右腕を作戦のどこかで取り入れられるかもと頭に留めておいたのです。

カートリッジを抱え大声で泣きじゃくるリコ…

床にこぼれた液体をメイニャがペロペロ舐め取っていた時、カートリッジから何かがこぼれ落ちます。

リコはそのこぶし大ほどの物体をなぜかプルシュカと感じるのでした。

拾い上げ表面の液体を拭き取った時、レグの身体が反応。

ナナチはこれが「命を響く石」であることを確信します。

これはプルシュカの意思。

プルシュカはリコに自身を託したのです。

〜ネタバレここまで〜

父親であるボンボルドへの愛と、リコたちとの冒険という夢。

ボンボルドなら、

結果的に両方とも叶えたではありませんかプルシュカ!

とか言いそうですけれど…

とてもそんな割り切った思考で片づけられません。

それは、ここのところ連続でミーティ、プルシュカと何の罪もない優しくて可愛い子がヒトで無くなる様を見てきているからでしょうか…

しかも両方ともボンボルドの仕業…。

この巻を読み始める前は、ボンボルドのプルシュカへの愛が少しでも感じられたら最悪な結果でも救いがあるかなぁと思っていましたが…

探求心ありきの愛ではプルシュカが報われません。

ですが…見方を変え、結果だけを見れば、プルシュカを救えなかったから、何よりも必要だった白笛を手に入れたわけです。

三人にとって試練であり、必要な犠牲だったとも思えてしまうのも事実で、それが非常に悲しい。
深界五層のエピソードは、ミーティとプルシュカがこの先の深層で再登場するための前フリであったと思いたいです。

ところで…「精神隷属機」は壊されたんでしょうか。

そんな描写が一切無いということは、リコはあえて壊さなかったということ。

なぜでしょ…

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【漫画 メイドインアビス】6巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

─深界五層「前線基地最奥部・絶界の祭壇」─

ボンボルド(ver.祝福)との死闘を乗り越え、リコたち三人と一匹はいよいよ深界六層へと向かいます。

祭壇の中央にある巨大な卵型ポッドの中に入るリコたち。

リコがプルシュカ(命を響く石)を軽くこすります。

すると突然ポッドが下降を開始。

ポッドは五層「なきがらの海」の深海を越え、さらに深く深く潜っていくのでした。

─深界六層「還らずの都」─

長い長い時間をかけ、ポッドは深海六層に到着。

ついにリコたちは深層とされる領域にまで来たのです。

天地関係なくそびえ立つ建物、結晶で出来た床や壁…

大昔の地上が街ごと落ちた遺跡なのか、化石なのか…

見るもの触れるもの初めてだらけの未知の世界。

リコの探求心が止まりません。

探検を少し休み、食事を取る事にしたリコたち。

興奮して疲れたのか、やがて眠りにつきます…

目を覚まし、慌てるリコ。

胸につけていたプルシュカが無くなっていたのです。

いったい誰が…

三人が辺りを調べて回ると大きな足跡を発見。

怪しいと思いその跡を辿ってみると、やがて巨大な空間に出くわします。

そこには建物のような生き物の死骸のような…とにかく巨大な円筒状ものがそびえ立っており、足跡はその入口らしき場所へと繋がっていました。

リコたちはプルシュカを取り戻すべく、その中へ足を踏み入れます。

─深界六層「成れ果て村」─

三人は入口をくぐり抜け、吹き抜けの空間に出ます。

そこは昆虫の巣を想起させる集落らしき所でした。

建物から異形の姿をした生物たちがゾロゾロと現れ、皆リコたちを見ています。

その生物たちを見て、三人は同じことを考えていました。

もしかして「成れ果て」?

三人の前に竜の化石を纏ったような生物が現れ、カタコトではあるものの、リコたちと同じ言葉で話しかけてきます。

名前はマジカジャといい、よく届けたねとリコにいうのでした。

”届けた”の意味がわからないリコでしたが、プルシュカを奪ったのがマジカジャなのか訊ねます。

石は得意な者がやってるよと、マジカジャは三人を案内。

案内された部屋では異形の生物がプルシュカをカリカリと削っていました。

プルシュカが壊されていると思ったレグが生物に飛び掛かろうとしますが、リコがそれを止めます。

プルシュカが全く嫌がっていないことを感じたからです。

マジカジャは石が楽器になっていない、石のまま持つのはよくないといいます。

本来の姿、「価値」にするべきだと。

ひとまずプルシュカをカリカリ生物に任せ、三人はマジカジャにここが何なのかを案内がてら説明してもらうことに。

ここ、「イルぶる」(村)の住人たちは、かつて奈落に挑み、ここで「成れ果て」になることを選んだ探窟家たちでした。

この村で成れ果てると村から出られなくなる代わりに、その者が持つ欲に応じた姿と守りをもらえるとマジカジャはいいます。

市場らしき所を案内され、イルぶるでは取引は全て「価値」で行われていることを聞かされます。

物だけでなく、思いや行動にも価値はあり、見合った価値を対価として相手に差し出さなければならないのです。

リコたちの周りにいた村の住人たちがメイニャを珍しがって集まりはじめます。

リコの腕からメイニャが飛び出し、最も興味を示していた住人の一人がメイニャをキャッチ。

その住人のメイニャの身体を撫でる手は徐々に乱暴になり…

グニャ

腹部を思いっきり押し潰してしまいます。

目と直腸が飛び出し、ぐったりしてしまったメイニャ…

住人はメイニャを地面に落とします。

リコがメイニャを抱き上げ声をかけますが反応がありません。

ナナチがメイニャの身体を見てみると死んではいない様子。

飛び出た目や直腸を押し込んでみたところ、なんとメイニャは意識回復、元通り。

そこへマジカジャが現れ、メイニャの価値をリコに訊ねますが、メイニャはそういうんじゃないとリコは怒鳴ります。

決められないほど高い?と聞かれ、あたりまえ!とリコが答えた瞬間、どこからともなく黒い物体がいくつも出現!

メイニャを傷つけた住人を取り囲み、住人の所有物、貯めていたもの隠していたものを次々と取り上げていきます。

取り上げるものがなくなったのか、黒い物体たちは次に住人の腕や皮をもぎ取っていくのでした…

イルぶるは人の魂の信号からその人の価値、何に価値を置いているかを知っており、もし住人が他者の価値を奪ったり、自分の持つ価値以上の他者の価値を傷つけてしまった場合には強制清算を執行します。

つまり、リコの価値「メイニャ」を傷つけた住人は有無を言わさず清算されたのです。

突然リコの目の前にコインが何枚か出現。

それは住人から清算したリコの価値を傷つけた対価でした。

ヒトの子は最も価値が高いことをリコは教えてもらいます。

マジカジャと別れた三人は宿を見つけ、そこで休むことに。

翌日、リコは朝からトイレに入ったきり。

前日に食べたコバエのたかったスープが効いたようです。

外が騒がしいことに気付いたレグとナナチは宿の外へ。

外にいたマジカジャに何事か訊ねると、ファプタという「価値の化身」が怒っているといいます。

レグは騒ぎの場所へ偵察に向かうことに。

─深界六層「イルぶる・入口」─

村の住人が集まって騒いでいた場所はイルぶるの入口でした。

イルぶるからは出られない住人たちを押しのけ、レグは入口の向こう側へ。

そこにいたのは大きなヒト型のロボットと異形の少女。

少女は突然レグに飛び掛かり、レグは捕まってしまいます。

レグは少女を間近に見て、ナナチと同類の成れ果てであることを感じ取ります。

レグ!

突然レグの名前を呼ぶ少女。

その時、レグの頭の中で少女の別の表情がフラッシュバック!

自分はこの少女と以前に会っている?

少女は髪のフカフカを変形させレグをくるみ込み、ロボットと共にこの場を後にします。

その頃、ナナチはマジカジャから思いもよらないことを聞かされます。

ここを作った三賢のべラフという者が、仮面の男が置いていったあたたかな呪いの塊、「ミーティ」を持っていると…

─深界六層「還らずの都」─

イルぶるを出た少女とロボットは、ポッドが降りた近くの建物内でレグを解放。

教えたわけでもないのに名前を…

フラッシュバックした少女の笑顔…

もし自分の過去を知っているなら教えてほしいとレグは少女に頼みます。

少女の名前はファプタ。

以前、レグが一番高い価値を連れてくるといっていたことを教えます。

─深界二層「監視基地」─

オーゼンのもとにリコたちの教官、ジルオが訪れていました。

最近地上で多発している奇妙な出来事について意見を聞きたかったのと、オーゼンに頼みごとがあったからです…

〜ネタバレここまで〜

いやぁ…リコ同様に未知の世界に戸惑っています。

地上から五層までは、我々の世界と比較的近い常識といいますか、概念の世界でしたけれど、六層はそうではありません。

まさに「?」だらけで読んでいてホントに未知の世界に触れている感じがして「冒険」てこうなんだろうなぁと好奇心を刺激されます。

我々の世界では、お金に付加価値は付きません。

盗んだ1円も働いて手にした1円も価値は同じです。

でも「イルぶる」では違って、持ち主の意思で1円の価値が変わってくるわけです。

これは結構怖いことで、うかつに何か頼み事なんてできません…

さらに罰則が有無を言わさず執行されますし、そりゃあ住人は奪ったり、傷をつけたりしませんよね。

メイニャを傷つけた住人はうかつだったと後悔していることでしょう。

う~ん…それにしてもわからないことだらけです。

村ひとつとっても作中では「成れ果て村」と表記されていたり、「イルぶる」と呼ばれていたり…

上昇負荷による「成れ果て」では無いという理由も全くわかりません。

伏線だらけでいかにも新章スタートといった感じ。

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【漫画 メイドインアビス】7巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

─深界六層「成れ果て村(イルぶる)」─

リコがトイレから戻るとレグとナナチがいません。

宿の主人に訊ねてみると、どうやら二人は外に出た様子…

リコはメイニャと一緒に市場へ行ってみることに。

市場へ向かう途中、住人たちに話しかけられ、ある家に案内されます。

家の中にいたのは見るからにヤバそうな住人の方々でした…

リコは直感で身の危険を感じます。

その瞬間、住人たちはメイニャごとリコを拘束。

身動きの出来ないリコに住人たちは若干エロい身体検査を開始!

その時、

まああああ!

おかしな雄叫びをあげて”あの”住人が現れ、リコとメイニャを助けてくれたのです。

その住人は、前日メイニャの腹を圧し潰し、リコの大事な価値を傷つけたとしてイルぶるに清算された”あの”住人でした。

イルぶるのルールは絶対。

無数の黒い物体が現れ、当然、今ここで起きたリコへのエロ身体検査未遂の清算が始まります…

エロ触りした住人たちが清算されている隙に、”あの”住人と共にリコは家の外へ脱出。

リコは助けてくれたお礼をいい、立ち去ろうとします。

しかし、この住人がメイニャと一緒にいたがっていることを感じ、一緒に行こうと声を掛けるのでした。

「まああ」としか話さない住人にリコは名前を付けてあげます。
名前は「マアア」。

─深界六層「還らずの都」─

レグは迷子になっていました。

村へ戻ろうにも方角すらわからない状態…

そこへファプタの傍らにいたロボが現れます。

ロボは言葉を話す事が出来ました。

村までの道案内をするといってレグを自分の頭に乗せて移動を開始。

レグは自分の失くした記憶についてロボが何か知っているのではないかと思い訊ねます。

ロボはお前のような「干渉器」の情報は自分にはないといい、自分はショウロウ層(六層)の干渉器だと話します。

その昔、干渉器は各々の層に置かれていました。

干渉器は「見て」「触れて」「知り」「集める」ことに従事し、レグのように層を跨ぐことはありません。

─深界六層「成れ果て村(イルぶる)・食堂」─

二人を捜す前に、とりあえず腹ごしらえのリコたち。

食堂のおかみさん「ムーギィ」はリコと同じ言葉を話せました。

驚くリコに、ムーギィは他にも話せる住人はいるよと、同じカウンターで食事を取っていた三賢の「ワズキャン」を紹介します。

ワズキャンのノリにイマイチついていけないリコでしたが、この村を作ったボスと聞かされビックリ。

ワズキャンはリコにハイタッチしてイェ~イ。

リコは他のお客が店から引くまで待ち、ムーギィに村言葉を教えて欲しいと頼みます。

快くリコたちを奥の部屋に上げてやるムーギィでした。

─深界六層「生け贄の穴・目の奥」─

リコとマアアは村の端にある「生け贄の穴」を降ります。

ムーギィにナナチたちの行きそうな所だと教えてもらったのが、この穴の奥でした。

生け贄の穴の奥にある領域は「目の奥」と呼ばれており、村の住人は誰も近づきません。

それは、村の住人は目の奥へ進むほどに苦痛を感じてしまうからです。

マアアは苦しそうでしたが、リコのお供をやめようとはしませんでした。

穴の底に着いたリコとマアア。

ふと足元に目をやると、村の強制清算の時に現れるあの黒い物体が辺り一面を埋め尽くしていました。

脅えるマアアの手を引き、リコはさらに奥へ…

目の奥最奥部、リコたちは黒い触手のようなもので拘束されている女性と出会います。

彼女の名前は「ヴエロエルコ」、呼び名は「ヴエコ」。

この村「イルぶる」を作ることに反対して閉じ込められ、以来ずっとここで触手を通して村を見てきたと語ります。

ナナチの所在を知っていると聞いたリコは即座にヴエコを解放。

─深界六層「成れ果て村(イルぶる)・べラフ邸」─

イルぶるに戻り、ヴエコに案内してもらった場所は、三賢「べラフ」の家でした。

ヴエコは脱出したのがバレるとマズいということなので、リコとマアアだけで中へ入ります。

そこには薬で眠っているナナチがいました。

リコはべラフから予想だにしないことを聞かされます。

ナナチはべラフに自身を売っていたのです。

理由はべラフからミーティを買うため…

リコはその事情にも驚きましたが、ミーティの目を見てもっと驚きます。

タマウガチの毒とアビスの呪いで意識を失っていた時、いつも一緒にいてくれた、あの”目”だったからです。

黎明卿「ボンボルド」はイルぶるを何回か訪れていました。

その何回目かの時、ミーティを連れてきてその価値「不死」を見せびらかしたのです。

ミーティを見てどうしても欲しくなったべラフは交渉を持ちかけますが、ボンボルドは一切応じませんでした。

諦めきれないべラフは自身の身体の大部分をイルぶるに払い、ミーティを産んでもらったのです。

それは魂までも写し取ったその時点の完全な複製でした。

リコはナナチとミーティを返して欲しいとべラフに頼みます。

べラフは対価としてリコの身体を要求。

その時、ミーティの横で眠っていたナナチが起きます。

ナナチはリコが対価を払おうとしていることを止め、ほっといてくれというのでした…

いったんべラフ邸を出るリコとマアア。

すると、外がやけに騒がしい事に気が付きます。

村のイベント「呼び込み」が始まっていたのです。

住人は外に出られないため、定期的に外から生き物を呼び込んで狩りをします。

そうして村の価値の総量を増やして豊かにするのです。

それが「呼び込み」。

住人にとってはお祭り的なイベントでもありました。

ヴエコから呼び込みの事を聞かされたリコは興味津々。

住人たちvs巨大生物の戦いを観戦します。

巨大生物は無数の触手を伸ばし住人たちを捕獲し、ペロリモシャモシャ。

そして移動の度に建物を破壊していきます。

リコはこの生物を勝手にオオガスミと命名。

そのオオガスミがプルシュカのいる工房の方へ移動します。

マズいと思ったリコはマアアやヴエコと共に工房へ急ぎます。

工房に現れたリコを見て、主人のポリヨーンはすぐにプルシュカの客だと理解します。

ポリヨーンから手渡されたプルシュカは以前とは全く別のカタチをしており、どこかヒトであった頃の姿を感じさせるデザインとなっていました。

リコはポリヨーンに避難を促しますが、ポリヨーンは工房と一体化しているため移動は出来ません。

リコは後ろ髪を引かれる思いで工房から避難します。

やがて生物が工房を破壊し、ポリヨーンをもぎ取ってペロリ…

教官の言葉を思い出すリコ。

探窟家はやられたらやりかえせ…

いつもならナナチとレグとの連携で敵を倒すところですが、今は二人はいません。

リコは自分の髪の毛を対価に住民にあれこれと指示。

こうしてリコと住人による対オオガスミ連合が結成されます。

連合はリーダーリコの指示のもと、息の合った連携攻撃で見事にオオガスミを撃退!
勝ち鬨をあげる住人連合。

が、しかし!

死んだと思われたオオガスミは突然触手を四方八方へ伸ばして住人たちを捕獲!またしてもモシャモシャとイートイン!

その触手はリコに!

その瞬間、リコを突き飛ばし自ら犠牲になるマアア!

触手に引っ張られながら、腕に抱えていたメイニャをそっと手放すのでした…

マアアの名を叫ぶリコ。

その時、リコはプルシュカの声を聞きます。

あたしを…あたしを呼んで…?

そう聞こえたリコは「白笛」プルシュカをひと吹き。

フオォンッ

突然白い閃光が走り、一瞬にしてオオガスミの触手を全て切断。

リコの前に現れたのはレグでした。

マアアを助けたいというリコの意思は、プルシュカを介して離れた場所にいたレグに流れ込んだのです。

レグによってオオガスミは倒され、マアアも無事に助かりました。

現場を見ていた三賢のワズキャンが二人の活躍を称えます。

リコはワズキャンを見て、同じ三賢ならわかるかもと事情を話し、べラフからナナチを取り戻す方法はあるかを訊ねます。

無理だと思うけどね~と前置きし、「価値の化身」ファプタの一部でも手に入れば或いは…そうワズキャンは話すのでした。

宿に戻ったリコたち一行。

レグはナナチとミーティの事情を聴かされます。

ファプタの所から戻って来たばかりでしたが、レグはもう一度ファプタと会ってナナチの件を話してみると再び外へ。

レグが宿を出た後、リコはファプタの事をヴエコに訊ねます。

ファプタとはいったい何なのかと…

─深界六層「還らずの都」─

ファプタのいる場所に戻って来たレグ。

ナナチの事を話し、ファプタの一部がいるんだと伝えます。

ファプタはレグが約束を叶えてくれるなら、身体のどこでも持っていって構わないと答えました。

しかし、レグはその約束が思い出せません。

約束が何であったか教えてくれれば、自分にできる事なら果たしたいとファプタにお願いします。

その代わり、身体の一部を欲しいとは思わないが、なにかそれに代わる知恵を貸して貰えないかと伝えたその瞬間…

ビギッ

ファプタは自分の右腕をもぎ千切ってレグに差し出します。

約束のためならファプタは全てを捧げる覚悟でいました。

約束とは…いっしょに奴らを根絶やしにすること。

〜ネタバレここまで〜

まず何といってもマアアでしょう。

苦痛にも耐えてリコのお供をし、身を挺してリコを守り、メイニャファーストな紳士的振る舞い。

完全に読者のハートをわしづかみだと思います。

でも「イルぶる」の住人である以上、リコたちの冒険には付いて行けないのですよね。

いずれ悲しい別れがマアアには待っているわけです。

イルぶるにメイニャを産んでもらう対価をマアアが払えるとは思えませんしね…

切ないとえばもう一つ。

リコの「白笛」プルシュカが完成しました。

綺麗なデザインなんですけれど、ヒトであった時を想起させるデザインで…やっぱ泣けてきます。

プルシュカはこんな形で一緒に冒険したかったわけじゃなかったと、どうしても思ってしまうのです。

7巻で一番の衝撃は、ラストのファプタの言葉。

根絶やしにするってアレです。

何が衝撃かって、レグが過去にそれを引き受けているってことです。

それがビックリ…だって根絶やしですから。

過去のレグは比較的ドライな性格だったんでしょうか?

根絶やし方法はもちろん火葬砲なんだろうなぁ。

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【漫画 メイドインアビス】8巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

リコにファプタとは一体何なのかと聞かれたヴエコ。

後戻り出来なくなっちゃうよと前置きし、語り始めます。

今よりはるか以前の話。

身寄りのなかったヴエコは男に買われ、奴隷のように扱われる毎日を送っていました。

男は毎晩”事ある度”に黄金郷の話をヴエコに聞かせながら、自分がさも黄金郷に選ばれた特別な人間であるのだと自慢をしていました。

たまたま遺物「星の羅針盤」を手に入れただけなのに…

時は過ぎ、ヴエコは男から解放されます。

ヴエコは「ガンジャ」という小さなコミュニティーに入団。

ガンジャのリーダー「ワズキャン」は、その神がかり的な予知能力から予言者と一目置かれていました。

ある時、ワズキャンに星の羅針盤、黄金郷の話をしたところ、ワズキャンは”それ”に運命を感じます。

何艘もの舟で船団を形成し、ガンジャ一行は大穴「アビス」があるという島を目指します。

ある嵐の日のこと、荒れ狂う海の向こうに島を発見。

ヴエコの持つ星の羅針盤も屹立しています。

ワズキャンは確信…あの島こそ黄金郷の眠る島だと。

島には褐色の肌をした原住民が住んでいました。

警戒する原住民と何とか交流を深め、探窟に必要な道具や食料を入手し、ガンジャ一行は黄金郷を求めてアビスを降り始めます。

深界五層の手前まで来た時、ガンジャ隊のなかに紛れ込んでいた原住民の女の子を発見。
どういう訳かヴエコから一時も離れません。

ワズキャンは案内役にちょうどいいだろうと、帯同を許します。

この子の名前は「イルミューイ」。

困難や奇跡的な出来事を体験しながら、ついにガンジャ一行は目的の場所である深界六層に辿り着きます。

そこでガンジャ一行を待っていたのは何体もの干渉器でした。

干渉器から敵意を感じなかったため、積極的にコミュニケーションを取るワズキャンたち。

黄金郷を彼らに訊ねると、現在「還らずの都」と呼ばれる場所へと案内されます。

この場所を第二の故郷とし、ガンジャ一行は「住人」として生活を営み始めます。

水の確保をまず考えたワズキャンたちは、干渉器の情報からある水源を確保します。

それを足がかりに、住人たちはこの場所で生きる術を学び、身につけていきました。

ある時、イルミューイがヴエコの腕に抱かれながら、自分がアビスに捨てられたことを話します…

イルミューイの母親にはたくさんの子供がいました。

でも女の子供はイルミューイだけ。

兄たちはとても可愛がりますが、イルミューイが子供が出来ない身体だとわかると、態度が豹変します。

それはイルミューイがアビスに呪われていると見なされたからでした。

兄たちも母親もイルミューイの前から去ったのです。

アビスの呪いはアビスに還す。

それが村のルールでした。

住人たちが平穏な暮らしを手に入れたかに見えた頃、突如異変が起こります。

イルミューイをはじめ、村の住人たちが原因不明の熱を出し下痢になったのです。

中には足や手の指が溶け固まった鉛のような形になる者も…

ヴエコは伝染病を危惧、べラフが水源に調査へと向かいます。

やがてべラフが戻り、ワズキャンやヴエコに報告をします。

水源の水そのものが生物であり、水になりすまして版図を拡大している生物だったのです。

この「水もどき」に蝕まれ続け岩状になるか、飲むことを拒み乾き倒れるか…

我々にはどちらかしかないとべラフは告げます。

干渉器たちを呼び、治療法や症状のをことを聞きますが何の情報も得られません。

ワズキャンは卵の形をした「遺物」らしきものを干渉器に見せ、これが何かを訊ねます。

それは食料調達から戻り、異形の姿となって事切れた住人が持ち帰った物。

ワズキャンはその卵に漠然とではあるものの、この危機的状況との繋がりを何か感じ取ったのです。

干渉器はいいます。

それは遺物「欲望の揺藍」、願いを叶える卵だと。

そしてワズキャンに直に触れない方がいいと忠告。

取り込まれて願いが散るとああなるといい、卵を持ち帰った住民を指さします。

卵が願いをトレースするには大人は適していないといい、使わせるなら子供がいいと干渉器はいいます。

熱、下痢、その症状を緩和させるためには水が必要。

しかしその水が身体を蝕んでいく…

ヴエコたちは症状の出た住人を前にどうすることも出来ません。

イルミューイの手もすでに変形してきていました。

痛がるイルミューイを前に、ヴエコは欲望の揺藍をイルミューイに使わせる事を考えます。

病気を治す願いをしてくれるのではないかと考えたのです。

ワズキャンにその事を相談すると、すんなり許可が…

止められると思っていたヴエコでしたが、それどころかワズキャンは後押しまでするのでした。

ヴエコ、あの子が我々の救いになる…

それはまさに予言者の顔。

ヴエコは苦しむイルミューイの胸に欲望の揺藍を置きます。

翌日、イルミューイは元気いっぱい。

しかし、形の変わった手は元には戻っていません。

そして胸の上に置かれた揺藍は胸の中へ埋まり、イルミューイの一部となっていました。

ヴエコは完治を願ったのか、何を願ったのかを訊ねますが、イルミューイは覚えていないと言うばかり…

何の解決方も完治方も分からぬまま時が過ぎます。

住人たちは次々と発症。

べラフも発症してしまい深刻な状態です。

そしてあれ以来イルミューイの姿はどんどん変形し、ヒトの形から離れていっていました。

痛みも空腹も感じないイルミューイ。

ヴエコは自分がした選択が間違いではなかったことをただ祈るばかりでした…

ある晩のこと、イルミューイの叫び声でヴエコは目を覚まします。

駆け付けたヴエコはイルミューイを見て愕然としながらも、そうだよね…と諦めと納得の入り混じった感情でいました…

イルミューイの願いとは出産だったのです。

揺藍のあった胸から生まれた”それ”は、イルミューイがこの地で見つけ、かつて可愛がっていた小動物によく似た形をしていました。

”それ”を赤ちゃんと呼び、涙を流して出産を喜ぶイルミューイ。

ヴエコはその姿を見て、いったい自分はどうすればよかったのだろう…そんなことを思っていました。

翌日、イルミューイの赤ちゃんは息を引き取ります。

悲しみで泣きじゃくるイルミューイ。

赤ちゃんには食べ物を摂取する器官は全くありませんでした。

食べることも飲むこともできず、小さく鳴き声を絞りながらイルミューイの手の中で弱っていくのです。

数日後、イルミューイは二人目を出産しますが、その子も翌日には死んでしまいました。

三人目も四人目その次も、生まれては死んでゆくのです。

願いの形を目の前で奪われ続ける悲しみ。

イルミューイが決してそれに慣れることはありませんでした。

そんなある日のこと、ついにヴエコも発症し、意識を失ってしまいます。

どれくらい時が経ったのか、口元に運ばれたスプーンから漂う美味しそうな香りで目を覚ますヴエコ。

本能的に身体が栄養を欲しがり、ヴエコはそれを口にします。

翌日、ヴエコはすっかり元気になっていました。

ワズキャンが飲ませてくれたスープのおかげです。

ヴエコは嫌な予感がし、ワズキャンにスープのことを訊ねます。

大丈夫、皆にも振る舞ったよとワズキャンはいい、イルミューイが皆を救ってくれたんだと話します。

ワズキャンはイルミューイから生まれてくる赤ちゃんを解体し、それをスープにして住民全員に飲ませていました。

すると不思議なことに住民の発症した水の病は完治したのです。

ただ、べラフはイルミューイの”願い”を食したことをひたすらに後悔。

それは自傷行為にまでおよぶ程の後悔でした。

ヴエコが気を失っている間にイルミューイは日々巨大化し、言葉を失っていました。

出産を喜ぶ泣き声と、死を悲しむ泣き声を発するだけ。

言葉による意思の疎通はもはや叶いません。

イルミューイが産む子を、住民たちが食料として当たり前のように消費するようになった頃、イルミューイは泣き叫ぶことをやめていました…

ある日、山の様に巨大化したイルミューイが動き出します。

黄金郷の中心部へと向かうイルミューイ。

住民たちは全員で後を追います。

イルミューイが動き出した理由は二つ目の揺藍のせいでした。

ヴエコが倒れている時、ワズキャンが勝手にイルミューイに手渡していたのです。

つまり、イルミューイの願いにはまだ続きがあるということ。

中心部で止まったイルミューイは、近くにいる原生生物をおびき寄せ次々と身体に取り込んでいきます。

まるで出産を控える母親が栄養を摂るように…

ずっと自責の念にかられていたべラフがイルミューイに自分の身を捧げます。

イルミューイはべラフを飲み込み、木っ端微塵に粉砕し新たな姿へとべラフを変えます。

その美しい姿を見た住人たちは、捧げれば許してもらえると考え、皆イルミューイの中へ…

ワズキャンはいいます。

ここが我々が目指した場所、どんな黄金よりも価値のあるわれわれの故郷だと。

ヴエコだけはイルミューイに入る事を拒みます。

これがイルミューイの望んだことだとは思えなかったのです。

自らの命を絶とうとするヴエコ。

自分が揺藍を施したことをずっと後悔していました。

谷に身を投げるヴエコでしたがワズキャンがそれを許しません。

ワズキャンに足を掴まれた時、伸ばしたワズキャンの腕が異形の形になっている事を知るヴエコ。

ワズキャンは自身に欲望の揺藍を使っていたのです。

気を失ったヴエコが目を覚ますと、そこは黒い物体で埋め尽くされた場所。

そして拘束するように身体に巻き付く無数の黒い触手。

ヴエコはその触手から伝わってくる信号から全てを理解します。

ここはイルミューイの頭の中…

イルミューイは住民の誰にも気づかれぬように、ひた隠しにひた隠しに自身の中にあるタマゴの中で子供を育てていたのです。

そして住民を自身の中に取り込んだ今、外には子供を捕食する者はいません。
タマゴを自身の身体の外へ丁寧に運び出します。

イルミューイにすでにヒトとしての知性はありませんでしたが、この目的だけは失われてはいなかったのです。

外に出されたタマゴから飛び出した最後の子。

その子は生まれてすぐ周りにいた干渉器を全て破壊します。

それは住民の匂いを感じ取ったから…

イルミューイは決して許してなどはいなかったのでしょう。

その子は母であるイルミューイから出た後、壊した干渉器とは無関係の古い故障している干渉器と偶然出くわします。

その干渉器とのコミュニケーションは、やがて一緒に干渉器を直す関係にまで。

干渉器はこの子に「ファプタ」と名前を授けます。

ファウは尊い娘、アプタは不滅、「果てぬ姫君」ファプタ。

この名を気に入ったファプタは干渉器に名前をつけてあげます。

女王の守護者を意味する言葉「ガブールン」と。

〜ネタバレここまで〜

ミーティやプルシュカのエピソードも相当に堪えるものでしたが、イルミューイのエピソードは軽くその上をいきます。

あれは可哀想すぎですよ。

ですが、ワズキャンを悪くも思えないんですよね。

イルミューイだって、それを許せない気持ちと、致し方ないと諦める気持ちと両方が混在しているように感じました。

だからこそ、ファプタを住人のいない外へ運んたのでしょう。

憎しみだけなら村の中で孵化させる選択もあって良かったはずですもんね。

あの出産といいますか孵化する場面は、イルミューイの住人に対する強烈な憎悪を感じさせる場面であると共に、子供には憎しみに囚われず、外へ旅立って欲しいという願い、親心が感じられる場面でもあったと思います。

ファプタに住民への憎悪の念が強くいってしまったのは、ワズキャンの隠し持っていた揺藍が色濃く関係してしまったからでしょうか…

ずっとヴエコの姿がヒトのままな理由が気になっていたんですけれど、この8巻でスッキリしました。

この巻は伏線の回収だらけで情報量は相当でしたね…

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【漫画 メイドインアビス】9巻ネタバレ

〜ネタバレここから〜

レグはファプタの身体の一部を受け取り、「成れ果て村」に戻ります。

ファプタはレグのそばを離れず、村の入り口前まで一緒についてきました。

レグは傷ついても何のダメージを見せないファプタに驚きながらも、自分との「約束」とは何であったかをファプタに尋ねます。

ファプタの願いは「成れ果て村を破壊すること」です。

ですが、ファプタはレグが優しい性格であることを知っていました。

そのためレグには「手伝いをしてほしい」と約束をしたのです。

村に入れないファプタをレグの「火葬砲」で入れるようにすること、これがレグとファプタの「約束」だったことが明らかになります。

村に戻ったレグを迎えたリコ。

リコはレグに、何とかこの村を救ってほしいと言います。リコにとって「成れ果て村」は自分と同じように冒険の魅力にとりつかれ、どんなものを賭けても惜しくないという気持ちをわかっている人々の集まりだったからです。

そのリコのそばにいたヴェコは、ワズキャンと再会します。ワズキャンはヴェコを咎めることはしませんでした。

むしろワズキャンに話があったのは、リコのほうだったのです。

リコはワズキャンに「自分に揺籃の卵を使わせて、この村の人々ともう一度アビスの旅を挑めるようにしたいのでは」と問いかけました。

否定をしないワズキャンに、そばにいたムーギィたちは驚きます。

しかし答えを聞く前に、何者かが出現し村を荒らし始めます。

ワズキャンはヴェコを、リコたちはムーギィ達と共に逃げ出しました。

そこに現れたのは、「三賢」のひとりジュロイモーだったのです。

ジュロイモーの狙いは、レグの持つファプタの一部。

レグは移動し、ジュロイモーを引き付けました。

一方でヴェコは、ワズキャンに「何故ジュロイモーがいるのか」を問いかけます。

ジュロイモーとは、遠い昔にヴェコを奴隷として買った男だったから。

ワズキャンによると、ジュロイモーを造り上げたのは村自身、つまりイルミューイでした。

落ち込み、悩み続けるヴェコを見たイルミューイがヴェコの記憶を探り、造り上げたものだったのです。

ジュロイモーはそのため、「精算」によるダメージを受けることがありません。

むしろ「精算」の泥たちと一体化し、より大きな身体と変化してレグに襲い掛かります。

レグはファプタの身体の一部を守りながら、ジュロイモーの攻撃を避けます。

しかしジュロイモーはファプタの一部を手にするのに必死となり、リコ達すら巻き込んで戦おうとしていました。

レグはこの危機的状況を打開するために、ついに「火葬砲」を使います。

倒れるジュロイモー。

レグは素早くリコの場所に向かい、自分が昏倒する間リコを守ってほしいとムーギィ達にお願いします。

「火葬砲」の威力はすさまじく、村の入り口の壁が全て吹き飛んでしまいました。

そしてついに、ファプタはレグの開けた穴から村に入ってきたのです。

一方、そのころナナチはようやくベラフのもとで目覚めました。

ナナチは長い夢を見ており、何故かヴェコとイルミューイの記憶や、ガンジャ隊を覚えていることに驚きます。

実はベラフはナナチにケムリを吸わせ、「成れ果て村」の記憶を引き継いでもらっていたのです。

ベラフはファプタがやって来たことを知り、ナナチをここから脱出させようとします。

ナナチはベラフに礼を言い、ミーティを連れて外へ向かおうとしました。

しかし、ベラフはそれをいったん止めます。

ミーティはベラフの結界から出れば、消失してしまうのです。

村によって複製された生き物のミーティは、村の外に出ることは出来ません。

同じようにまたミーティは消えてしまう、とベラフはナナチに忠告します。

ナナチは留まるか、外に行くかを迷いました。

ですが、ミーティの願いが「アビスの底へ還ること」であることを思い出し、ミーティを失っても前に進むことを決意します。

ナナチの手の中、ミーティはゆっくりと消失していくのでした。

レグは「火葬砲」のあとの昏睡から目覚めます。

そばにはリコ達がおり、ファプタの干渉器であるガブールンがこれまで守っていてくれたと教えられました。

ファプタはすでに村人たちを殺し尽くしており、全員の命を奪うことにためらいがありません。

レグはそんなファプタを止めるため、彼女と戦う決意をします。

ファプタの凄まじい力にレグは手を焼きますが、レグには作戦があったのです。

ファプタはレグに襲い掛かりながらも、レグとの思い出を語り始めます。

最初の出会い、そしてゴーグルをレグからもらったこと、ファプタとの約束、戻ってきたら一緒に旅をすること。

ファプタがいくらレグに話しても、レグに思い出せるのはファプタの笑顔だけです。

そしてついに、レグは作戦を使いました。

リコにプルシュカの笛を使わせたのです。

パワーアップしていくレグを見ながらも、「石の音の人」に反応するファプタ。

村に入る前にリコのプルシュカを奪い、加工を施すように言ったのはファプタだったのです。

ファプタは「石の音の人は、言い出せずにいた」とレグに伝えます。

プルシュカの本当の能力を発揮させるためには、加工が必要だったのです。

いたずら書きをしたメモも、けもの除けのために奪ったナナチとリコのおさげも、全てファプタの仕業でした。

レグが6層に辿り着けばすぐに思い出すはずと考えていたファプタは、レグが全て忘れてしまったことを嘆きます。

そんなファプタに涙するレグ。「どうすれば君を止められる?」レグはファプタに問いかけながらも、ついにファプタをその手に捕らえました。

ところが、ファプタはそんなレグの優しさに感謝しながらも、両手でレグの首を締めあげたのでした。「だが、おろかそす」。

果たしてレグは、再起できるのでしょうか。ファプタは村を滅ぼしてしまうのか、という疑問を残し9巻は終わりを迎えます。

〜ネタバレここまで〜

今回も「メイドインアビス」特有の切なさを残したストーリーでした。

ナナチとミーティは再会を繰り返しながらも、必ず別れの憂き目にあってしまうのがつらいところです。

ベラフが実は記憶を保っていたことも、驚きでした。

そしてファプタの圧倒的な強さ!

しかも村人たちにとっては、最高の価値であるため恐ろしいと思いながらも近づいてしまう魅力の持ち主という設定がここで効果をよく出しています。

すでに何名かのモブの「成れ果て」がファプタに殺害されてしまい、心が痛みました。

レグが大活躍していますが、優しいレグがファプタを止められるのかとても心配です。ネタバレ目次に戻る

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